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古楽亭日乗

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limoncelloに注意

最近週1回くらいのペースでイタリア語を習い始めました。
ナポリ出身のマリオくんとスタバでレッスンしてます。楽しいです。

今日のことわざ Meglio tardi che mai (遅くてもしないよりはまし)

去年イタリアをまわったときは、イタリア国鉄(trenitalia)には驚きました。
10分遅れなんては定時扱い、30分遅れはまあ普通、電車が来れば儲けもの。
乗ったはいいが、30分で着くはずのところ1時間半かかるなんてこともたまにある。
駅の端末が全部ダウンして、手書きの切符を一人一人に売っていた場面にも遭遇した
こともある。(おかげで駅はすごい行列!) trenitaliaはまさに毎日が想定外。
極めつけは、電車出発時間の掲示板が「18:65」を表示していたこともある!
そこまでくると、もうファンタスティック!!としか言いようがない。

駅で電車を待っていたら、いつまでたっても電車が来る気配がない。
駅員に聞いてみたら、「ああ、その電車はだいぶ早く着いたので、早く出発しました」とのこと。「ええ!!!そんなひどい話はないじゃないですか!」
駅員「だって、この先、いつ遅れるか分からないじゃないですか!」
(これ、実話らしい)
JRさんもこのぐらいのユーモアを身につけてほしい。あ、ユーモアじゃないか。

話は変わって、またvioloncello da spallaの話。
ディマが22日のBCJカンタータでチェロ・ピッコロのオブリガートをこの楽器で弾くみたいです。興味のある方は行ってみてください。東京オペラシティ。あ、今日だった。

 ボローニャのアカデミア・フィラルモニカのvioloncellistたちは、果たしてspallaのように楽器を構えていたのか、ということですが、それに関連して、1697年のA.Bononciniのvioloncelloオプリガートとソプラノのための作品を見てみました。最高音はA線のオクターブ上のa。c線はほとんど使用されていません。かと言ってe'線(またはd'線)を前提としたパッセージはありませんでした。オブリガートチェロは、ギターのように和弦をきざむ部分が頻繁に現れ、その音域とテクスチャーから楽器が小型である可能性は高いような印象を受けます。つまり、小型のspallaのような楽器が想定されていたのではないか、と想像することもできます。
 それをさかのぼること10年前の1687年ボローニャで出版されたAntoniiのRicercareでは、c''が現れます。調弦が(最高弦がgでなく)C-G-d-aとしても、開放弦の10度上は、spallaスタイルで構えた楽器ではほとんど不可能ではないのでしょうか?(Lambert Smit氏の検証を参照のこと。)ましてや、同時代ボローニャ人トレッリの初版のengravingにあるような大型楽器をスパッラ・スタイルで構えた時に可能な音域とは到底思えません。5弦だった、または4弦で調弦がG-d-a-e'(またはd')だったという可能性もアントーニの作品からはうかがえません。

 それからしばらく後、1736年のランゼッティのソナタ作品1では、もう左手親指を必要とするパッセージが出てきますから、1720年代後半のイタリアではすでに親指を使用する技術が生まれていたと考えるのが妥当です。つまり、楽器は足の間にはさんでいた、ということ。しかし、同時にランゼッティが椅子に座り、チェロを水平にかまえてアンサンブルしている様子を描いた絵画というのも残っているのです。(1750年代前半のパリ)

 要するに、17世紀末から18世紀前半にかけて、同時代であっても"violoncello"という語には、複数の演奏スタイルと楽器のサイズが含まれていたのではないか、ということがたったこれだけの例からでも推測できるのです。そして、今となっては、結局それぞれの作品を吟味し、それに相応しい響きを得るために楽器とテクニックを選ぶしかない。そして、それが生き生きと響くかどうかは演奏者次第、という当たり前の結論に落ち着くのです。

Chi cerca trova! (求めるものは見いだす)
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by takashikaketa | 2006-02-22 03:36 | Diario 記録 | Comments(4)

Gaetano Nasillo チェロ・リサイタル

イタリアのチェリスト、ガエタノ・ナジッロのバロック・チェロ リサイタルがあります。

2006年3月2日(木) 午後7時開演 武蔵野市民文化会館 チケット完売

 ガエタノ・ナジッロ(Vc) 芝崎久美子(cemb) 懸田貴嗣(Vc)

   ヴィヴァルディ チェロ・ソナタ ト短調
   バッハ 無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 
   ランゼッティ チェロ・ソナタ ニ長調 op.1-12
   ボッケリーニ チェロ・ソナタ ハ長調 G.17

残念ながらチケットは完売のようですが、
3/5(日)に千駄ヶ谷・音楽室でガエタノ・ナジッロのマスタークラスを行なう予定です。

 ガエタノ・ナジッロ 公開マスタークラス
 3月5日(日) 午後3時 千駄ヶ谷・音楽室3F 聴講料(1000円を予定)


聴講の希望がございましたら、このブログのコメント欄に非公開として書き込んで
いただければ、詳しい御連絡をいたします。
(人数は限りがありますので、お断りする場合があるかもしれません。)
受講者は3,4人の予定、おそらく18時くらいまでではないかと思います。

ガエタノ・ナジッロ プロフィール
Gaetano Nasilloはミラノ・ヴェルディ音楽院でチェロをR.フィリッピーニ氏、クレモナのアカデミーでW. スタウファー氏に、その後バーゼル・スコラカントルムでP.パンドルフォ氏にヴィオラ・ダ・ガンバを学んだ。彼はヨーロッパやアメリカで、アンサンブル415、コンチェルト・ヴォカーレ、サヴァール&コンセール・ドゥ・ナシオンなどのグループで頻繁に独奏者、通奏低音奏者として活動している。harmonia mundi, Ricordi, Teldec, Zig-Zag Territoiresなどに録音したCDは60枚を越え、その多くが高い評価を得ている。ナジッロはミラノの国際音楽アカデミー(ミラノ市立音楽院)、パレルモ・ベッリーニ音楽院でバロック・チェロを教えている他、各地でマスタークラスを行なっている。彼の楽器は1710年にBarak Normanによりロンドンで製作されたものである。

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彼の舞台を知る人は、こぞって「ガエタノは天才だ!」と叫ぶバロック・チェロ界の逸材。
センシティブで歌にあふれたコンティヌオは、たとえCDを聴いていても、耳を惹きます。
ソロのランゼッティ、ナポリ派のチェロ協奏曲集(zigzag)、ジェミニアーニのソナタ
(symphonia)も、とにかく歌、歌、歌。
私も何度かお会いしましたが、その優しい人柄は音楽と共通したものがあり、
魅力的な人でした。私の大好きなチェリストの1人です。そんなガエタノと一緒に
弾く事ができて、幸せ、、、、、、、、、、、
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by takashikaketa | 2006-02-18 14:05 | Concerti コンサート | Comments(5)

Accademia filarmonica of Bologna

ボローニャ アカデミア・フィラルモニカ

L'Accademia filarmonica di Bologna
http://www.accademiafilarmonica.it/ITA/index.htm

1666年に設立された歴史ある音楽アカデミー。
このアカデミア・フィラルモニカ、そして、サン・ペトロニオ教会San Petronioの音楽活動の中で、史上初のvioloncelloのための独奏作品、(violoncelloを含む)コンチェルト、などが生まれたのです。G.Bononcini, G.Torelli, D.Gabrielli, G.M.Jacchiniなどは皆、これらのサークルのメンバーでした。

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L'Accademia filarmonica di Bologna : fondazione, statuti e aggregazioni / Osvaldo Gambassi.

Programma di studi e ricerche sulla cultura e la vita civile del Settecento in Emilia-Romagna promosso dalla Regione. Settore Musica e teatro ; 4
Biblioteca / Historiae Musicae Cultores, 0073-2516 ; 63
Firenze : L.S. Olschki, 1992

国立音大付属図書館
請求記号:C57-155, 登録番号:C057155
図書分類番号:X-830 図書分類番号:X-410/(37)d

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La Cappella musicale di S. Petronio : maestri, organisti, cantori e strumentisti dal 1436 al 1920 / Osvaldo Gambassi.

Programma di studi e ricerche sulla cultura e la vita civile del Settecento in Emilia-Romagna promosso dalla Regione. Settore Musica e teatro ; 2
Biblioteca / Historiae Musicae Cultores ; 44
Firenze : L.S. Olschki, 1987

国立音大付属図書館
請求記号:C45-068, 登録番号:C045068
図書分類番号:X-644
請求記号:C45-827, 登録番号:C045827
図書分類番号:X-644

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The orchestra at San Petronio in the baroque era
(Smithsonian studies in history and technology ; no. 35)
Eugene Enrico
Smithsonian Institution Press : (January 1, 1976)

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L'Accademia filarmonica di Bologna. 2, 1666-1800 : statuti, indici degli aggregati e catalogo degli esperimenti d'esame nell'archivio, con un'introduzione storica
- A.M.I.S. - 1991 (Bologna. Antiquae Musicae Italicae Studiosi)
Laura Callegari Hill

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L’Accademia filarmonica di Bologna: storia, maestri, opere, Bologna, 1991
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by takashikaketa | 2006-02-18 02:22 | Documento 資料 | Comments(0)

Schönborn-Wiesentheid

ルドルフ・フランツ・エルヴァイン・フォン・シェーンボルン伯爵(1677-1754)
Count Rudolf Franz Erwein von Schönborn(1677-1754)


熱狂的なアマチュア・チェリストであり、楽譜の収集家として知られる。
Wiesentheidに残された498のマニュスクリプトと149の出版譜には、18世紀においては非常に限られたチェロのための作品が数多く含まれており、そのコレクションは現在でも大きな価値を持っている。
有名なものでは、ヴィヴァルディの出版されたもの以外の2曲、カルダーラの16曲のソナタなどがある。28曲のチェロ協奏曲を作曲したプラッティは、シェーンボルン伯に仕えたことでも知られている。コレクションに含まれるチェロ作品のほとんどは未出版であり、他でも筆写譜が残されていないことから、シェーンボルン伯のために作曲され、所有されたものである可能性が高い。

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シェーンボルン・コレクションのテーマ・カタログ

Die Musikalien der Grafen von Schönborn-Wiesentheid : Thematisch-bibliographischer Katalog / bearbeitet von Fritz Zobeley.
Veroffentlichungen der Gesellschaft fur Bayerische Musikgeschichte e.V
Tutzing : Schneider, 1967-1992

I. T. Das Repertoire des Grafen Rudolf Franz Erwein von Schönborn(1677-1754) (2 v.)
ISBN: 3795200970
ISBN: 3795203600

II. T. Der Notennachlass der Grafen Hugo Damian Erwein (1738-1817) und Franz Erwein (1776-1840) / von Frohmut Dangel-Hofmann.
Dangel-Hofmann, Frohmut.
ISBN 3795206251 (v. 3)

国内では国立音大付属図書館にあります。
分類 ML138.S36Z6
請求記号:X-045/Z/[1-1], 登録番号:C020670 図書分類番号:X-045
請求記号:X-045/Z/[1-2], 登録番号:C036009 図書分類番号:X-045
請求記号:X-045/Z/[2],  登録番号:J078578 図書分類番号:X-045

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シェーンボルン・コレクションに含まれるイタリアのチェロ・ソナタに関する論文

Count Rudolf Franz Erwein von Schönborn (1677-1754) and the Italian sonatas for violoncello in his collection at Wiesentheid
Lindgren, Lowell

Relazioni musicali tra Italia e Germania nell'eta barocca/Deutsch-italienische Beziehungen in der Musik des Barock. pp 255-302 (1997)

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シェーンボルン・コレクション イタリア人によるチェロ・ソナタ リスト
87 solo sonatas, for violoncello with a second violoncello or continuo
(composer manuscript/item number)

[Filippo Amadei,] Pippo (fl Rome c1665-c1725) 896/1
Baliani [?Carlo, c1680-1747] 419
Bassani, Girolamo (fl Wurzbug 1722-1730) 422
Bombelli, Giovanni (fl Rome 1722-35) 436
Bononcini, Antonio (1677-1726) 897/6; 2nd copy in 896/1
Caldara, Antonio (c1670-1736) 509(16 workd dated 1735)&897/7
Caputi, Cavaliere Antonio 514 (cf.Pasqualino De Marzis [1748], #1)
Cinque, Abbate de 533-534 (2 works)
Colombani, Quirino (fl Rome 1692-1709) 896/12(=I Mc Noseda M-30-7)
Costanzi, Gio. Battista (1704-78) 548-553 (6 works)
550(cf.Pasqualino De Marzis [1748], #6)
Durante, VIttorio 556
Laurenti, Lodovico Filippo (b.1693) 897/2-3(=his Suonate[1721], #12&6)
Leonci, Sig. 897/4; 2nd copy in 896/7
Orio, Paulo, detto Codesella Milanese 897/5(=A Wn E.M.70u: anon.)
Paganelli, Sig. 897/8
Passionei, Carlo Prints 102&103, Amsterdam [1716-22] (12 works)
Penna, Stefano (fl Rome 1715-67) 621
[?Perroni, Gius. M. (fl Rome 1700-37)] 896/8(=I Mc Noseda O-43-7)
Platti, Gio. Benedetto (1697-1763) 697-698 (12 works dated 1725)
Porretti, Domenico 702-703 (2 works)
Romanelli, Gennaro 735
Torelli, Giuseppe (1658-1709) 897/1
Vivaldi, Antonio (1678-1741) 532, 782&783(RV 44,46 & 42)
anonymous(?Italian) 781, 881-883 & 896/2-4, 6, 8-9 & 11 (11 works)
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by takashikaketa | 2006-02-13 23:34 | Documento 資料 | Comments(0)

池袋演芸場 2月上席 夜の部

10ヶ月振りで寄席へ。久しぶり~!

柳家喬之助 アサダ2世 古今亭志ん橋 柳亭市馬 ペペ桜井 柳家さん生
中入り
柳家小太郎 林家正楽 柳家さん喬

トリのさん喬師は、「中村仲蔵」。あいからわずきっちりと。
終わった後の気持ちいい疲れはさん喬師ならではです。
(全然関係ないけど、中村といえば、最近これ。面白い。→ 中村屋
小太郎さんは春の真打昇進が決まったそうな。さん喬門下2人目の真打。おめでとう~。

アサダ先生、ペペ桜井のイロモノは相変わらずの微妙なネタで安心します。
アサダ先生、弟子入りしたいよ!

それにしても、池袋の演芸場はとても小さくて、演者と観客の距離がとても近い。
席が空いてないときは一番前に座るときが多いのだが、この日も一番前。
たまに客いじりの対象になります。そんなハプニングも寄席の醍醐味。
みんなで池袋へアンディアーモ!
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by takashikaketa | 2006-02-13 03:22 | Hobby 趣味 | Comments(2)

モーツァルト・イヤーン 

ゼレンカでは反省点もありましたが、レコーディングでは雪辱をはらしたいと思います。
来週は才媛前田りりこ嬢とのモーツァルトのフルートカルテット。
バッハのフーガの技法をモーツァルトが編曲した、というトリオも入ってます。
フィガロ序曲をカルテットでやってしまうという同時代の編曲もあります。
弾くのは大変ですが、楽しいプログラムです!どうぞおいでください。

 <モーツァルトのフルート・カルテット>

2006年2月17日(金) 7:00PM開演
SPACE CASA D'ANGELA カサ・デ・アンジェラ Chapel

 前田りり子(フラウト・トラヴェルソ) 山口幸恵(ヴァイオリン)
 深沢美奈(ヴィオラ) 懸田貴嗣(チェロ)

モーツァルト(1756-91)  
  フィガロの結婚序曲(フルート四重奏版)
  フルート四重奏曲第2番ト長調KV285a
  ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲KV404a-No.6
  フルート四重奏曲第3番ハ長調KV285b
  《トルコ行進曲》KV331(フルート四重奏版)
  フルート四重奏曲第1番ニ長調KV285

横浜の新しい音楽SPACE CASA D'ANGELA カサ・デ・アンジェラ Chapel
(横浜みなとみらい21線「馬車道」駅赤レンガ倉庫口より徒歩0分)

チケット: 全自由席\3500

ご予約・お問合せ: オフィスアルシュ03-3320-2274
ローソンチケット0570-000-777
Lコード38688/Lコード予約0570-063-003
東京文化会館チケットサービス03-5815-5452
東京古典楽器センター03-3952-5515
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by takashikaketa | 2006-02-10 00:22 | Concerti コンサート | Comments(2)

アンサンブル・ヴィンサント

ここ数日はこのコンサートのリハーサルをしてます。
お時間ある方はぜひ来て下さい!

「ボヘミアのバッハ」ゼレンカは滅多に聞くことができない珍曲!
いや、名曲です。ほんと。

Ensemble VIN SANTO アンサンブル・ヴィンサント
 directed by Masamitsu San'nomiya

2006年2月08日(水)19時開演(18時半開場)
新大久保・日本福音ルーテル教会

全自由席:4500円 前売4000円 学生3000円

チケットのお申込は:アルケミスタ 03-3901-1573
 http://www.alquimista-mr.com

バッハ:協奏曲 ニ長調[BWV42-1068-1054]
Johann Sebastian Bach(1685-1750)
Concerto in D major from BWV42/1-1068/2-1054/3

ゼレンカ:「ヒポコンドリア」 イ長調 ZWV187
Jan Dismas Zelenka (1679-1745)
"Hipocondrie" a 7 Concertanti in A major ZWV187

パッヘルベル:「カノンとジーグ」 ニ長調
Johann Pachelbel(1653-1706)
Canon & Gigue in D major

バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060R
Johann Sebastian Bach(1685-1750)
Concerto for Oboe & Violin in D minor BWV1060R

テレマン:オーボエダモーレ協奏曲 イ長調 TWV51:A12
Georg Philipp Telemann (1681-1767)
Concerto for Oboe d'more in A major TWV51:A12

ゼレンカ:8声のシンフォニア イ短調 ZWV189
Jan Dismas Zelenka (1679-1745)
"Simphonie" a 8 Concertanti in A minor ZWV189

三宮正満(オーボエ1&リーダー)
尾崎温子(オーボエ2)  功刀貴子(ファゴット)
荒木優子(ヴァイオリン・ソロ)  川久保洋子(ヴァイオリン1)
長岡聡季(ヴァイオリン2)  山口幸恵(ヴィオラ)
懸田貴嗣(チェロ)  西澤誠治(コントラバス)
鈴木優人(チェンバロ)
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by takashikaketa | 2006-02-06 23:28 | Concerti コンサート | Comments(3)

Violoncello da Spalla

最近一部で話題を呼んでいる”Violoncello da spalla”に関して

そもそもの元ネタとなっている論文の紹介です。
Gregory Barnett : "The Violoncello da Spalla: Shouldering the Cello in the Baroque Era"
(Journal of the American Musical Instrument Society Volume XXIV 1998)

そして、歴史上唯一、Violoncello da Spalla という楽器の名前が登場する文献
Compendio Musicale : Bartolomeo Bismantova (Ferrara 1677)

D.Badiarovのサイトにも関連資料があります。
Towards a More Consistent and More Historical View of Bach's Violoncello - by Lambert Smit

一部の間では、センセーショナルな新発見、-つまり、バロック時代(少なくとも1720年代までの)チェロはギターのように抱えて弾いていたのだ-、のように取り上げられていますが、Barnettの論文はそこまで極端な主張をしておらず、バロック期の様々な演奏形態、またはチェロという名前が与えられた楽器の様々な有り方の可能性を取り上げたというように思えます。
 Lambert Smit氏の文章は、バッハの無伴奏チェロ組曲はスパッラ(のような楽器)のために書かれたという主張をもつものですが、興味深い点は多々あるものの、私にとってはまだ強い説得力をもつものではありません。しかし、特にバッハの初期におけるvioloncelloの定義の問題は非常に興味深く、今後の研究の進展が待たれるところです。
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by takashikaketa | 2006-02-02 03:18 | Documento 資料 | Comments(0)

collection 2005 for violoncello

以下は、Alain Gervreau氏の好意により、コピーした楽譜コレクションの目録です。

Anonymous / Violoncello solo con basso / Re maggiore (Preludio allegro / adagio / allegro / giga allegro ) / c.1720?

Anonymous (Pippo?) / Sinfonia . Violoncello solo / Sol maggiore ( Andante / Allegro / Adagio / Vivace / Giga allegro )

Avondano, Giov. Batista Andrea / Quattro Sonate e due duetti per due Violoncelli / Mi bemol, Si bemol, Do, Fa : Mi bemol, Si bemol /

Bassani, Girolamo / 6 Sonate a Violoncello / Si bemol, Fa, La minore, Do, Sol, Re/

Bombelli, Giov. / Sonata a Violone solo / Re minore ( Adagio / Allegro / Grave / Giga )

Bononcini, Antonio / Sonata da camera / La maggiore ( Cantabile / Allegro / Affetuoso )

Caldara / Sonata a Violoncello solo / Sol maggiore ( Allegro-Adagio-Allegro-Adagio-Allegro-Adagio-Allegro-Adagio / Allegro / Allegro )

Chilleri, F / Concerto con Violoncello obligato / SCHONBORN

Colombani, Quirino / Sonata . Violoncello solo / Sol maggiore ( Andante /Presto assai / Adagio )

Costanzi, gio. battista
/ Concerto a Violoncello con Violini / Sol maggiore ( Largo assai / Fuga / Largo / Allegro ma non presto )
/ Sinfonia a Violoncello solo / Do maggiore ( Grave / Allegro / Allegro )
/ Sinfonia a Violoncello solo e basso / Sol maggiore (Grave / Allegro / Minue )
/ Sonata a Violoncello solo e basso / Sol maggiore ( Largo / Allegro / Largo / Allegro )
/ Sinfonia a Violoncello solo / Re maggiore ( Adagio... / Allegro / Amoroso / Amoroso )
/ Sinfonia a Violoncello solo / Mi bemol maggiore (Adagio / Allegro / Minuet )
/ Sinfonia a Violoncello solo / Si bemol maggiore ( Adagio / Spritoso / Sarabanda Amoroso / Minuet ) / SCHONBORN 547-553

Durante, Vittorio / Sonata a Violoncello Solo e Basso / La maggiore ( Largo / ..... / Balleto ) SCHONBORN

Fiorenza, Nicolo
/ Concerto con Violoncello, Violetta e Basso / Re maggiore
/ Sinfonia a Violoncello solo con Violini e Basso / Fa maggiore
/ Violoncello Concerto / D-dur / SCHONBORN 562

G.A.H (Hasse?) / Sinfonia a Violoncello solo / Do maggiore (Adagio / Allegro / Adagio / Allegro / Allegro

Lampugnani, Viglio / Concerto con Violoncello obligato / Do maggiore / Archiv Kassel

Leoncy / Solo di Violoncello / Sol minore ( Grave / Allegro / Largo / Gig(a)

Lulier / Sonata a Violino e Violoncino (con basso) / Re maggiore ( Adagio / Andante / Adagio / Presto )

Mahra / Sonata per il Violoncello con basso / Fa maggiore ( Adagio / Allegro non molto / Allegretto )

Merci, Luidgi / Ⅵ Sonate a Fagoto o Violoncello col basso continuo op.3 London / Si bemol, Sol, Mi bemol, Sol minore, do minore, La minore )

Orio (s?), Paulo / Sonata a Violoncello solo / Si bemol maggiore ( Largo / Allegro / Adagio / Allegro )

Paganelli / Sonata a Violoncello / La minore ( Largo / Allegro / Adagio /
Gig(a)

Pasqualino / Sonata Ⅲ from six solo for 2 violoncellos op.1 / La minore ( Largetto / Spritoso / Vivace )

Pasquale, Pericoli Naporitano / Sonata VI di Violoncello e Basso o sia cembalo Bologna 1769 (only Ⅰ,Ⅲ, Ⅴ, Ⅵ )/ Si bemol, Mi bemol, Sol minore, La )

Passionei, S. / XII Sonate a Violoncello e Basso Continuo (Amsterdam Roger) / Fa, Re, Re minore, Sol, Si bemol, Re, Re, Do, La, Do, Fa, La / Vm 2769 : Vm7 6317 F-Pn

Perroni, Giuseppe Maria / (Due Sonate per Violoncello) / La, Re / Noseda O437

Pippo / Sonata a Violoncello solo con il basso per il cembalo / Re minore ( Andante / Andante e cantabile assai / Adagio / Allegro )

Rocco, Greco / Sonate a due Viole 1699 / Fa, Re minore, Sol

Rubio, Giulio Cesare / Sonate di Violoncello Solo con 2 Violino e basso / Do maggiore ( Largo staccato / Allegro / Adagio / Allegro ) / SCHONBORN 736

San Maritini / Sei Sonate a violoncello col basso op.4 / Si bemol, Sol, Si bemol, Sol, Fa, Sol / Vma.15169 P-Fn

Tonelli, Antonio
/ 2 Concerto (con Violoncello obligato) / La, Re minore / SCHONBORN 763/764
/ Violoncello Solo / Sol maggiore ( Adagio / Allegro / Adagio / Allegro )

Zucarino, Carlo / Solo per la Viola da Gamba o Violoncello e basso 1730 / Vm 2730:Vm7 6285 P-Fn
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by takashikaketa | 2006-02-02 00:01 | Musica 音楽 | Comments(0)

チェリスト 懸田貴嗣の備忘録


by takashikaketa
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