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古楽亭日乗

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ドイツツアー&ジェネシス&関さば

8月はドイツで、11回のコンサートツアーでした。
突然決まった一日2回のコンサートなどもあり、なかなか厳しいときもありましたが、
無事帰ってきました。

16th August: Norden
18th August: Norderney
19th August: Hinte
20th August: Dermbach
23th August: Bad Liebenstein
24th August: Ettischleben
25th August: Neustadt
26th August: Fraureuth
27th August: Eisenberg & Neustadt
30th August: Jena

初日Nordenでは、突然の鈴木雅明夫妻の来訪をうけ、びっくり。(次の日に近くで
オルガンコンサートがあったそうな)
雅明さんは、サプライズをさせたことで大変に満足していらっしゃいました。いつかサプライズ返ししたいと思います。
この教会には、シュニットガー作の「北ドイツ一のオルガン(雅明氏談)」があり、
大変印象にのこるコンサートになりました。
休日には、Wurzburgまで足を伸ばして、観光。素晴らしいお城と庭園に心奪われました。
Neustadtに行く途中では、Sonderhausenという町で、本当に偶然お城に寄っていこうということになったところ、そこはカール・シュレーダー音楽院があり、チェリストには非常に興味深い場所だったのでした。(シュレーダーは、ライプツィヒで活躍したチェリストで、有名な教本を編纂したチェリストには馴染み深い音楽家)。こういう偶然は旅の醍醐味です。
Jenaでは、フリードリヒ・シラーが洗礼を受けたという町一番の大きな教会でのコンサート。4人のアンサンブルには少々大きすぎる規模でしたが、美しい響きは演奏者にとってほれぼれするものでした!

(後記)教則本編纂で私が有名と思っていたのは、その息子、Alwinのほうでした。
お父さんのカールのほうも、ベルリンでも教鞭をとった有名なチェリストです。

そして、帰国後時差ぼけする間もなく、9月7日は代々木・ハクジュホールでアンサンブル・ジェネシス。

メンデルスゾーン 「真夏の夜の夢」序曲 (ジェネシス版)
ベルリオーズ 「夏の夜」
武満徹 「ソン・カリグラフィ III」
ヴィヴァルディ 「四季」より「夏」
モーツァルト セレナータ・ノットゥルナ
新垣隆 「夏の庭」
ピアソラ 「ブエノスアイレスの夏」

初めてモダン・オリジナルの2台の楽器を使い分けるコンサートを体験しましたが、
一番大変なのは、2台の楽器を持ち運ぶことでした!!!impossible!!!
ご来場いただいたみなさまありがとうございました。

来週は福岡古楽祭で、オール・モーツァルト。

9月15日(金)18時30分開演 アクロス福岡シンフォニーホール

交響曲第35番「ハフナー」から第1楽章 K385
ミサ曲 ハ短調から「キリエ」
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K364
アヴェ・ヴェルム・コルプス
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K595
交響曲第35番「ハフナー」から第2・3・4楽章

東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ
指揮:有田正広  コンサート・マスター:寺神戸亮
ソリスト 野々下由香里(ソプラノ)、ピート・クイケン(フォルテピアノ)
     寺神戸亮(ヴァイオリン)。パヴロ・ベズノズィウク(ヴィオラ)
合唱:福岡祝祭合唱団
総合司会:朝岡 聡

関さば、関あじが楽しみです!
by takashikaketa | 2006-09-08 14:56 | Concerti コンサート

チェリスト 懸田貴嗣の備忘録


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